ume,とは

ABOUT
ume,とは
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ひとに優しい場所を目指して
ume,は、奈良県山添村の東端、
旧波多野村の村長さんより受け継いだ、
集落の頂上にあるお家を改装してできた
3室だけの特別な空間です。

ここでは、この環境をもとめてお越しになる、
予定調和ではないお客様同士の交わりがあり、
また、四季折々、その日その時だけ見られる自然の表情を、山の上からながめることができます。

いつも、準備されていない
”なにか”が、ぽろぽろとうまれている空間。
それが、ume,yamazoeです。

薪の優しい火ではいるサウナも、
村の方々とのなにげないおしゃべりの時間も、
ちょっとした裏山散歩の中でながれる
心地よい時間も。

もっともっと、人のこころに、じわっと温かで
穏やかな感覚が広がる場所にしていきたい。
そう願いながら、この場所を育てています。

それは、たった一日の経験が、
たったひとつのふとした出会いが
振り返ると、
自分の人生の小さな分岐点に
なっていたりすると思うから。

電波やコンビニのない少し不便で
不自由な場所だけれど、
心穏やかに、
やさしく生きるためのものは、すでにある。

いつか、お客様が時を超えて
ume,で感じた感覚を思い出し、
優しい気持ちをもてたなら…
そんな理想の宿へと挑戦の途中です。
HOUSE建物
築100年をゆうに超えるお家をリノベーションしました。
もともとは、旧波多野村の村長「北井さん」の立派なお家。

見たことないぐらいの太い大黒柱も、美しい欄間も、
そしてシンボリックな梅の木もすべてそのまま大事に残しています。
昔の人にとっての「家」は、一生懸命に働いたお金と、
たくさんの想いと時間を込めて建てたもの。
少しの隙間風や、天井の空気穴からの小さな自然の来客も
あるかもしれませんがこの土地を何年も見守ってきた「家」の意味を
できるだけそのまま感じていただきたいと考えています。
AREA地域
3つの村が集合してできた山添村。
奈良・京都・三重の多様な生活圏が合体してできた地域のため違いを受け入れ、
交わり変化してきた土地です。
昔のならわしを残しながら、現在の文明もともに活かし、生きている地域。
魚や豆腐などの移動販売がいまなお続き、 モノとともに、気持ちや情報、安全、暮らしの楽しみが運ばれてきます。
FOOD
ume, では、ともに食卓を囲むことをとても大事に考えています。
その時々の旬の食材を、同じ日に、同じ場所に集った方たちと、ともに食べる。
私たち日本人が培ってきた「和食」の「和」とは、総和・調和・和やか・和える(あえる)・そして平和の5つの意味があると言われています。
「いま」「ここにしかない」時間を、食を通して感じてほしいと願っています。

使う食材は、もちろん地元で採れたものをふんだんに。
また、アレルギーやベジタリアン・HALALの対応も行っております。
和食を通して、こころ和やかなときを。
PEOPLE
私たちは、人に“やさしい”ひとをめざしています。
それは、どんな時も気軽に手を差し伸べる人ということではありません。
ume,では、障がいや病気をもった方、ご近所のおじいちゃんおばあちゃんにもお仕事をお願いしています。
なぜなら、いろんな人がいて社会が調和し、成り立っているから。
いろんな個性を受け止められる、大きなこころをもった人を
私たちは“やさしい”ひとと考えています。
NATURE自然
小さな窓で検索すれば、すぐに答えが返ってきて、
なんでも便利にすることを追求する時代に、ひとが最もコントロールができず、地味で面倒で、興味深くておもしろいものが自然で遊ぶことだと考えています。
私自身がそうだったように、自然の中に身を投げ込むと、世界が何倍にも広がります。
春に山菜を摘みにいくと、名もないと思っていた足元の草花が、ちゃんと名前のあるおいしい食材だと気が付いたり、夏に川の中を覗き込むと、見下ろすだけでは見えなかった、魚たちの美しい別の世界が広がっていたり。
その季節、ume,だから、山添村だから楽しむことのできる季節ごとの遊びを時折ご案内しております。
詳しくは、instagramをご覧ください。
※時期や日程によりご案内できない日もございますので、ご了承ください